ロスを埋めるために、あまり深刻にならずにマキュファの世界に浸りたくて、思いつくままにつらつらと、気になるシーンやアイテムをちびちびと書き留めていきます。ネタバレもあります。どうでもいいことも書きますw
※随時更新
🔵エリオットの登場シーンの音の演出は会場ごとに違った
世田谷パブリックシアターではエリオットが登場する前、通路で扉をこじ開ける時の音に金属音が混ざっていました。その後の会場では金属ではない素材で叩くような音しか聞こえず、会場ごとにも微妙に違ったので、その場で仕入れられる小道具で音を出していた⁈
🔵ビールにはMercury Furの文字
パーティのために兄弟が用意した缶ビールにはMercury Furの文字がデザインされていましたね。小道具さんの遊び心かな。ぜひ記念グッズで欲しい。
転がる様子から缶ビールには少し中身が入っていたようです。格闘シーンでダレンが投げる時、なかなかの重量感で迫力がありました。
🔵ナズの天然さ
ダレンに皿にピーナッツを入れるように言われて、缶ごと皿の上に載っけた時のガッツポーズがめちゃ可愛い。
あと、パーティ‼︎パーティだいっ好き‼︎ の言い方がなぜかいつも耳に残っちゃう。
悲惨な過去を持つナズですが、あの天然さに観る側も何度も救われていました。
🔵ビデオカメラの行方
スピンクスはビデオカメラをとっても大事にしている。仕事の道具でもあるけど、特別な思い入れがあるのかな。ナズが触ろうとしたら激オコだし、あの切羽詰まった最後の場面ですら、ダレンにビデオカメラ忘れんなって念押しするほど。素直なダレンは「優しくてあったかい星がきっとある」と名セリフを言いながら、荷物をまとめる前に、まず真っ先に奥のソファから大事なビデオカメラを探し出す。何度かソファにビデオカメラがないことがあって、見るたびに今日はちゃんとあるかなってハラハラしてたw
ビデオカメラはテーブルの上に基本はあって、パーティの例の場面ではスピンクスが手にもって寝室に移動するが、その後、あるタイミングでスピンクスがソファに放り投げる。配信では映らないかもしれないけど…ビデオカメラの行方はいつも気になります。
🔵タッパーは登録商標
姫が「パパ、お腹すいた」といった瞬間、秒でナズに「バッグからタッパー!!!」と命令するスピンクスがおかしい。タッパーでわかるのは昭和世代? プラスチック容器のことをある世代まではタッパーってつい言ってしまいます。原文ではThe plastic container となっているから和訳した方のこだわりでタッパーになったのでしょう。名訳ですが、タッパーは立派な登録商標ですw
ちなみに、タッパーに入っているパイナップルチーズ。おいしいよね。
(2022.3.19)
🔵うさちゃんスピンクスの謎
エリオットがダレンにスピンクスを怒らせたらヤバイということを説明するシーンで「スピンクスが不機嫌なうさちゃんになって瞼をちょん切られるぞ」というようなセリフがある。推し友ちゃんから、この意味を質問されて、確かになぜウサギ?イギリスだし、ピーターラビットとか不思議の国のアリスとか、ウサギの寓話か何かが下敷きになっているのかも?と思い至り、知り合いの言語学者に聞いてみたところ。
結論から言うと、そのような神話や寓話はなく、原文の not a happy bunny(不機嫌なうさちゃん)という表現はイギリス英語の俗語的慣用句だそう。いかついスピンクスのことをあえて可愛いウサギになぞらえることで、からかいのニュアンスを入れているのだろうとのことでした。
「瞼をちょん切るぞ」の原文 Rip Off Your Eyelids に関連して面白い事実を一つ。マキュファが書かれたのは2005年ですが、Mani Spinxというデンマーク出身のミュージシャンが2010年に、このセリフと全く同じ「Rip Off Your Eyelids」という曲を発表しているそうです。勝手な想像ですが、この方、マキュファの舞台を観て感銘を受けて、自分と同じ名前のSpinxへのオマージュとして「Rip Off Your Eyelids」という曲をつくったのではないかしら。 どうでもいい話でしたww
(2022.3.20追記)
(つづく)
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